6月7日のビットコイン価格は10万5千ドルとなっています。私が引いている下降トレンドラインを上抜けをしてきていますが、この上昇は継続するのでしょうか?数日前、10万ドル近くまで下落した後にすぐに価格を戻しましたが、勢いよく上昇をしているという感じではないので気長に持ち続けるのが良いでしょう。
さて、私は、ビットコインの上昇をほぼ確信して投資をしているのですが、どれくらいの上昇が期待できるのでしょうか?本来、投資というのは運に大きく左右されるものですから、投資の期待利益を考えるのは意味のないものです。将来値上がりがあるかも、というわずかな期待をもとに投資を行うのが投資家の正しい姿でしょう。
しかし、エンタメとしても予想をすべきではない、なんてお堅いものではありません。超長期で投資を行う投資家にとっては、短期投資とは異なり将来の値上がり幅を考えると投資成績が下がるというものではありません。むしろ、将来の価格予想は下落時に握力を強くする効果や投資を継続させる効果もあるでしょう。
たぬきのかわざんよう、という言葉があるように、価格予想はあくまで予想であり、運に左右される意味のないものですが、お遊び的に、30年後、10年後、5年後の将来価格を考えていきたいと思います。
まず、ビットコインの将来価格は無期限の場合は青天井と考えています。
ただし、30年後を考えると、ビットコイン価格は今の十倍、二十倍、それ以上の成績になると思っています。これくらいの長期で考えると、戦争や大国の経済破綻の発生確率は高く、物価上昇、インフレが加速しているとみて良いでしょう。ビットコイン価格の上昇は国の発行する通貨に対しての不信感の反映という面がありますから、戦争や経済破綻の可能性が高まるほど、ビットコイン価格は上昇します。各国で量的緩和政策の継続によるばら撒きが当たり前のように行われている現在は、過去に栄華を極めたオランダやイギリスが破綻した歴史をなぞっているようにも見えます。投資家のレイダリオ氏を筆頭に米国の破綻リスクに警笛を鳴らすのは、過去の歴史からのことであり今後30年を見れば破綻している可能性はあるとみて良いでしょう。そうなると、ビットコイン価格がバブル化するのは間違いなく、現在価格の百倍を超える可能性すらあるでしょう。
続いて、5年後、10年後の価格予想ですが、30年後予測よりも地に足ついた控えめな予測になります。まず、5年なら一度、10年後ならば二度のビットコインの半減期を経ることとなります。現在の機関投資家や企業、アメリカなどの国による強い需要と経済の不透明感に伴うビットコインの安全資産としての価値の向上を加味すると、一回の半減期での上昇幅は弱気の予想でも二倍を見積もることができるかと思います。そのため、単純に2024年の半減期に伴う価格上昇の頂点を12万ドルとした場合、2028年に24万ドル、2032年に48万ドルが予測価格となります。
これはかなり弱気の予測なのは間違いないでしょう。しかし、このような弱気の予測でも、4年で二倍、8年で5倍を見込めることは注目に値するのではないかと思います。インデックス投資であれば弱気な価格予想であれば現在と同程度の価格はまだマシな方で、価格が下がるという予想すらできるでしょう。
このように、ビットコイン投資による長期的な投資利益は青天井であることが大きなメリットであると同時に、現在よりも価格が下落する確率が非常に低いこともメリットとなります。弱気な予測であっても、5年で現在価格の二倍程度を見込めるような投資先は他に知りません。米国株インデックスも10年間で最高値の更新ができなかった期間はまずまずありますから、投資成績においてビットコインとは比較になりません。
投資に慣れていない方の中には、下落したら怖いから投資できない、とお思いの方もいるかもしれません。しかし、実はそんな方にこそおすすめなのが一見危なそうなビットコイン投資であったりすると思います。
ブラックロックなどの大手金融機関も100%インデックスにすべき、なんて言っておらず投資成績の改善のためビットコインをポートフォリオに入れるべきと顧客に伝えているのです。今やビットコインを避けて投資をすべきではないのです。
確かにビットコインのボラティリティは殺人的です。これに泣かされた人も多いために毛嫌いしている人も多いのではないかと思います。逆に言えば、ビットコインにおけるボラティリティさえ耐えれれば、これだけのメリットを得られるのですから、せめてビットコインの仕組みについて勉強するくらいはすべきではないかと思いますし、是非ビットコイン投資にチャレンジをしてほしいと思います。
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