※この記事はメンタリストDaiGoさんのニコニコ動画チャンネル「心理分析してみた!」の「他人の話を聞く子供や部下を育てる方法【知的謙遜】」を参考にしております。
「成長を続けられることができるスキルが欲しい」
「周りの人と高めあえるようになりたい」
「部下・子どもに努力し続けられる人間になってほしい」
という方にはぜひ見てほしい内容です。
努力し続けるために欠かせない、知的謙遜とは?
知的謙遜とは、簡単に言うと、「自分はまだまだ」と思える能力です。
ある程度知識・経験がついていると、「自分は物知り」「自分は経験値が高い」と思うようになるのが人間というものです。
しかし、知的謙遜能力が高いと、「自分はまだまだだからもっと頑張らないと」と思えるのです。
他者への尊敬の重要性
他者への尊敬・自分の立場を変えることに関して調べた2016年の研究により、わかった事実です。
他人への尊敬は非常に重要です。
「そういう考え方・価値観もあるか」と感じられるのが大切です。
尊敬することにより、他者とよりよいコミュニケーションを築くことができるようになります。
これは他人のためではなく、自分がチャンスを逃さないようにするためのテクニックです。
他者への尊敬をすることにより、相手の話を聞け、信頼を得やすくなったり、自分の中の固定観念をつぶし、成長をさらに促進させることが可能です。
固定観念があると、どうしても相手の意見を頭ごなしに否定しがちですし、チャンスも広がりません。
年をとればとるほど、経験を積んでいるので、他者への尊敬がしにくくなります。
自分の意見を論理的に変えていけることは、現代のビジネスにおいて必須スキルになるといえます。
では、他者を尊敬するために何をすべきなのか?
リソースを与え、深い人間関係が生まれ、他者への尊敬が生まれる
周りにいろんなものを与えることによって良質な人間関係を作れます。
しかし、その中でも、与えるべきものと、そうでないものがあるので紹介します。
情報的リソース ・・・自分の知識・専門分野の技術(自分の方が秀でている)
社会的リソース ・・・人を紹介する
個人的リソース ・・・自分の時間を割く・個人的プレゼント
ここで大きなポイントは、「情報的リソース」「社会的リソース」をギブするとコストが低く、リターンも大きいです。そして何より減らずに、ずっと残ります。
モノをプレゼントしてもお金が減りますし、時間を犠牲にしたら自分の人生の時間が削られます。しかし、情報提供や人を紹介することは何か減ることもなく、紹介は特に相手にずっとその事実が残ります。
経営者や上司は手柄を100%もっていくのではなく、手柄を部下にプレゼントするのが非常に有益
経営者や上司が、手柄を部下に渡すことにより、その渡した相手は、貢献度が3倍も高くなるということが実験で分かっています。
また、何か大きなことを成し遂げた際、そこまでに行くときに乗り越えてきた小さな壁は「自分だけではなく、〇〇さんの活躍が本当に大きかった」といったように手柄は自分ではなく、周りの人のおかげだったということも伝えるのも効果的です。
他人を継続的にほめることができる人は、「他人の視点を持つことができる」ということも研究により判明しています。
上に立つ人の知的謙遜能力の4つの高め方
知的謙遜能力が低いと、新しいこと挑戦しませんし、固定観念が強いです。
「俺以外はみんな能力が低い。」なんて経営者がいたら最悪ですね。
このインターネット社会で「俺が若いころの時代はもっと足を稼いでた」とか「ファックスで送ってくれ」とか、こんな上司ではまずいですよね。
世の中が非常に速いスピードで進化していってるのについていこうとしないのです。
そういう企業は実際今淘汰されつつあります。
では、具体的にどうしていくべきかを説明していきます。
自分の人間性を理解する
知的謙遜が低い人は、自分の人間性や価値観を否定されると簡単にくじけてしまうのです。
自分はこういう信念に基づいて生きているから、周りに何か言われても気にしないようになった方が良いです。
失敗批判に弱い人間は経営者・上司には向いていないです。
マインドフルネスをやってみる
マインドフルネス(瞑想)は、感情の安定性、幸福度も高まります。自分のことを客観的にとらえられる能力が上がります。
一番簡単なやり方は、4秒息を吸って8秒かけて吐くことを5分間、呼吸だけに意識して行ってみてください。これを習慣化することが大切です。
これも知的謙遜には大切です。
感謝の念を忘れない
他人の価値を認めることになるので、自分の知的謙遜が高まることも研究で分かっています。
そしてこの「感謝の念」はループしやすいのです。
どういう意味かと言いますと、
自分が相手に感謝する⇒自分の知的謙遜が高まる⇒相手にも感謝されるようになる⇒相手の知的謙遜が高まる⇒自分が相手に感謝する
このループが永遠と続くようになります。
友達や親に感謝を手紙で伝えましょう。
人生を旅だととらえる
「お金持ちになって、結婚して、マイホームを持って・・・」という具体的な目標を持つのは構いませんが、これを達成してしまったときに、後の人生は消化試合感覚になりがちです。
「自分の人生は旅であり、終わることはない」と思いましょう。これで成長を辞めないようになります。
そして、自分の人生が旅なのであるのならば、どういう旅にしていきたいのか、何をし続けながら生きていこうと思うのかを考えてみましょう。
これにより、新たに挑戦しよう、知識を取り入れようとする姿勢が強くなり、知的謙遜が高まります。
子どもの知的謙遜を高めるための方法
おごり高ぶることなく興味持って努力し続けるようになるための方法です。
周りから影響を受けながら選択し、決定していることを自覚させる
大人も子どもにも言えますが、自分の思考は考えて決めていると思いがちです。
しかしこれは違います。周りの環境や人間によって異なります。
実は周りの人によっていろんな影響を受けているということを、質問によって気づかせます。
「お母さんこういうこと思いついたんだ~」
「こんなことやろうと思ったんだ~」
と子どもが言ってきたら、
「えーすごいね、それを思いついた時にはどこにいたの?誰といたの?」
と聞いてみてください。
子どもはだんだんと、自分が周りからの影響を受けていると自覚していき、周りのことをよく見るようになっていきます。
細かい説明をさせる
これは親の立場の話ですが、実際よりも、「自分はこれについてよく知っている」と思い込むようになっています。
教えた後に、教えた内容を子どもに、説明してもらうようにしましょう。
そこで何が起こるのか。「あれ、意外と自分が言っていることが伝わらないのか」と思うようになります。
そこで気づきます「あ、自分の知識ってまだまだなんだな、自分の知識がまだ浅いんだ」と。
子どもに何か説明した時は教えてあげてる立場だと思って傲慢にならないように、子どもに「今教えたこと、説明してみて」と言ってみてください。
これは、お子さんが何か説明してきたときにも使えます。
お子さんとのコミュニケーションも自然に生まれるので、良い方法だと思います。
これも立派な知的謙遜の第一歩です。
ソクラテス式問答をしてみる
ソクラテス式問答とは、こちらの意見を言わずに質問をし続けることです。
「お母さん、勉強したくない」
と言われたら、普通は、「いい大学入っていい就職先を見つけるためよ」と言ってしまいそうですが、ソクラテス式問答では
「なんで勉強したくないと思ったの?」
「勉強しているときはどんな感情になるの?」
「1番ゲームに近い勉強って何だと思う?」
実は勉強が楽しいという認識を相手に持ってもらうために質問によって理解してもらうのです。
正直このやり方は難しいですが、ソクラテス式問答は、マイケルサンデルの白熱教室を見るとわかりやすいです。
まとめ
知的謙遜を高めるために ⇒ 他者を尊敬する
他者を尊敬するために ⇒ 「リソースとギブする」「手柄褒めて、部下に業績や賞賛を与える」
上に立つ人の知的謙遜能力の高め方4選
- 自分の人間性を理解する
- マインドフルネスの実践
- 感謝の念を忘れない
- 人生を旅だと捉える
子どもの知的謙遜能力の高め方
- 周りから影響を受けて物事を選択・決定していることを自覚させる
- 細かい説明をさせる
- ソクラテス問答を行う
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