※この記事は、マコなり社長のYouTubeチャンネル「マコなり社長」の「突き抜けた存在になるために絶対にやってはいけないこと(ゼロ・トゥ・ワン)」を参考にしております。
「ビジネス書大賞2015」大賞受賞した本、「ZERO to ONE」は読んだことがありますか?
この本の著者のピーター・ティールあのオンライン決済システム「paypal」の共同開発者で、Facebookの初めての外部投資家としても有名です。
Facebookへは、50万ドル投資し、最終的には10億ドルになったというから驚きです。
この本は、起業家ないし起業志望者の人たちには、是非読んでほしい内容です。
また、大企業で新事業の立ち上げをするような人にも読んでほしいです。
視野が狭くなりがちな人に、もう一つ上からの目線を持つことの重要さを本書で知ることができます。
ITやスタートアップではかなり有名で、知らない人の方が少ないくらい有名な著書です。
結論から言うと、「なんで、そんなことやるの?」と思われることをやるのです。
※詳細は、また後々ご説明します。
この本は、ものすごく刺激的です。というのも、起業するときに鉄則とされていることと全く反対のことを主張します。
IT業界であれば、「流れが速いので、とりあえずやってみてから試行錯誤すべき」というのが一般的な考え方です。
しかし、ピーター・ティール氏は、「たとえ、できの悪い仮定だったとしても、あった方が良い」というのです。
また、IT業界では、「セールスよりもプロダクトやサービスの方が大切」と言われていますが、ピーター・ティール氏は、「セールスはプロダクトやサービスと同じくらい大切」と言っています。
本当に大切なものは何かという「気づきが多い本」なのです。
競争するのではなく、独占しろ!
もし、あなたラーメン屋をオープンして、それが軌道にようやく乗ってから近くにまた新しくラーメン店ができたらそこで競合をし、売り上げが下がる要因となります。
そして行うのは、味やお店の雰囲気、接客で差別化を図ることです。しかし、これは他の店も行うことです。そこで出てくるのは、値下げ競争です。こうなったら利益が減ってしまい、苦しんでしまいます。
そう、競争はすればするほど苦しくなるのです。
では、どうすれば良いのか?
小さな市場で独占すれば良いのです。
たとえば、今では世界的に有名なFacebookは、当時ハーバード大学に通っていたマークザッカーバーグが、大学内SNSとしてスタートしたのが始まりです。
小さな市場を独占し、他の大学でも広げていき、今では世界中の人が利用しているのです。
どうすれば独占ができるのか?
ニッチな分野で、他の解決手段よりも、10倍良くするのです!!
Amazonは、目に見える形で10倍を作っています。そう、書籍を一般的な書店の10倍の品をそろえたのです。「インターネットで書籍など売れるか。」と言われていました、今では、世界有数の超大手企業へと成長しました。
・・・いやでも、10倍って。。ってなるかもしれませんね。
例えば、飲食店のレビューサービスを立ち上げたとします。
「食べログ」より10倍よくしろといわれても難しいですよね。
しかし、海外から日本に来るベジタリアンに特化した飲食店レビューサイトであれば、10倍以上良くできるかもしれませんね。
普通に何かやったところで、必ず競争にさらされます。
なので、とりあえず始めるのではなく、計画・戦略が大切なのです。
マコなり社長がおすすめする、ゼロ・トゥ・ワンを踏まえたアクションプラン
周りから【「なんで、そんなことやるの?」と思われることをやる】です。
日本では、受験の時にみんな、普通のラーメン屋を開店するのと同じような経験をするのです。同世代のみんながみんな、有名大学合格に向け、同じ内容を必死になって勉強します。そこには、勝者と敗者がしっかりと別れます。
限られた椅子の取り合いをこのころから行っているのです。
私たちの世界では、この椅子を取らなければならないと思ってしまいがちです。
しかし、そうではなく、視点を変えて、よりニッチなところに目を付け、独占するのです。
なので、「なんで、そんなことやるの?」って思われることくらいじゃないと、普通に競争にさらされたうえ、苦しみます。このようなユニークな挑戦を癖にしていきましょう!!
まとめ
☆「なんで、そんなことやるの?」と思われることをやる。
☆起業する際、絶対に仮説を立ててから行動する。
☆競争するのを避けるために、ニッチな市場を狙い、10倍良くし、独占する。
↓今回、マコなり社長が動画で紹介している本です。